2014/4のFX自動売買成績を、運用EA毎にPipsベースで累積し、グラフ化してみました。
集計期間は、2014/4/1を起点として、2014/4/30のクローズまでとしています。5月持ち越しポジションは、スキャルピングEAで数ポジションありますが、ここでは話題にしません。せいぜい3ポジション程度、損益も数pips程度ですので、影響ないかと思います。
さて、ざっと見、RigelがPips単位ベースでは最高のオーバー200pipsです。
ただ、私のトレード金額ベースでは、そこまでずば抜けているわけではないです。これは3月に連敗し、リスク計算上大きく張らない運用をしていたためです。(基本的に、私の運用は逆マーチンゲール方式です。つまり、負けたらロットを減らします)
Orion FXさんのRigelは、5通貨対応のEAで私は内4通貨(キャップありのEUR/CHFを除く)で運用しています。
ので、各通貨ペアの動きが似かより、且つEAが想定している状況の動きをすると、爆発的に利益を稼いでくれます。Rigelは(Alnilamも)買ってからの売りドテンで、1日の、しかも短時間の内に両方とも利益となることすらあります。2月は超輝いていました。
4月は比較的調子がよかったのでしょう。ただし、やっぱりナンピン回数が9回と多いので、運用には慎重さが必要と思います。
そういえば、Alnilamがドローダウンした日に、裁量取引でRigelの同方向のポジションを手動決済してました。東京時間が始まって暫く経ってもポジションがあると、(運任せとなることが多く)大抵痛々しいことになりますので、ポジション数がかさむRigelを閉じて、Alnilamに任せました。結局、ドローダウンしましたけど。(中途半端は良く無いですね)
あとは、がくっとした動きが多いAlnilam、ForexDiamond、それにBandCross3がトントン、ここら辺のEAは主力部隊として運用していますので、5月に期待しましょう。
スキャルパー系は総じて好調。
長期間ポジション保有系のEA(IntelligentMultiTraderのロジック1とNoah’s mini)は、4月上旬のドローで稼働停止させています。
全体感として4月中旬以降の、いわゆるイースター休暇後、市場ボラティリティの縮小とともに、運用成績変動も小さくなっているかと思います。
このPipsチャートをみて思うこととして、実はあまり何pips稼いだかというのは重要ではないな、という思いが強くなります。
pipsチャートは、これを作っただけではただの自己満足チャートであり、これだけでは次に繋がらないかなと思います。
それより、勝率はどのぐらいで、1トレード当たりの利益とリスクがどのくらいあって、今後の相場に通用しそうか。チャートの折れ線具合から、こういうことをしっかり考えていかなければいけないと思います。殆ど負けないスキャルパーEAは、もっと賭けても良さそうだな、とかですね。
バルサラの破産確率を計算して限界ロット数を算出していますが、大きい数字はちょっとおっかなびっくりです。今後は、ここを冷静に制御せねば、、、