FX自動売買取引で、MT4を常時稼働させる為に、VPSを利用しています。
私が使っているサービスは、Windows Server 2012 R2をベースとした環境ですが、この春先にリリースされたupdate1 (KB2919355)の適用に失敗し続けてきました。
このままでは、2014/7以降にリリースされるセキュリティアップデートの適用対象外となってしまうため、セキュリティに不安を抱える状況となっていました。
VPSは、いわばインターネットに常時接続しているサーバですので、リモート攻撃の危険性は可能な限り低減させるべきと考えています。
今回の記事では、下記の状況に対処する1つの方法となるかと思います。
- メモリ1GBのVPSにて、update1の適用に失敗する (2GB以上の実メモリなら回避できた経験があります)
- Microsoftが一旦update1を引っ込める以前に、updateを適用しようとして頑張りすぎると、環境がぐちゃぐちゃになり、結局update1の適用に失敗する
問題回避のポイントとしては、
- 仮想メモリサイズを調整する
- update1適用しようとした実績をクリアする
です。
では、手順です。
(※必ずしも問題が回避できることを保証するものではありません)
まずは、WindowsUpdateでアップデートを試みます。
update1適用時のエラーコード:
・8024401F か
・8007000E がでます
失敗の実績となります
対処を始めます。
コントロールパネルを開きます。
システムの詳細設定をクリック
メモリ:1GBだとダメなんです
この項目の初期設定が悪い。
拡張メモリが小さすぎて、update1の実行に失敗する。
通常、ここはオート設定では?
自動管理に変更しました。
再度、WindowsUpdateを実行したが、またエラー。
面倒になってきました。
とりあえず、ここで再起動をいれました。
さて、update1の個別適用作戦に切り替えます。
ピクチャのコメントは、無視して頂いて、全てダウンロードしましょう。
“clearcompressionflag.exe”を実行してから、
Windows8.1-KB2919355-x64.msu を実行する。
Server2012なのに、8.1のファイル名で適用するって違和感が。。。
やってやったさ。
ちなみに、仮想メモリ拡張前だと、失敗します。(1GBの実メモリの場合)
成功です。
後は、update1のスタンドアロンプログラムを、Microsoftの指定する順に適用します。
面倒でしたので、KB2919355個別適用成功後に、WindowsUpdate経由にてアップデートしてしまいました。
みなさんは真似しないように、まず、update1スタンドアロンプログラムを個別適用としましょう。
KB2919355の成功により、適用が保留されていた、その他の更新も適用対象となり、システムが強固なものとなります。
ご参考まで。
あなたは非常に詳細なブログを書きました