毎日・毎日ドル高傾向ですね。sPhantomの気まずいポジションがとても痛い日々が続いております。
さてさて、昨晩のEA群によるトレードを、各EA横並びに近い形で振り返ってみようと思います。
大体似通ったトレードをしたものが多数ありましたので、そこを中心に。
※スクリーンショットに出てくる0.10ロットのポジションは、BandCross3のもので、今回の記事とは無関係です。
まずは、Forex RaccoV2。
いやー、神業的なタイミングでエントリーが発生し、簡単にT/Pに到達しています。
1ポジションオンリーで収益性も損失リスクも限定されますが、手堅いトレードの安心感が抜群です。
次に、IntelligentEdgeTrader。
1ポジション目はイマイチですが、複数ポジション効果により、
収益性が高いトレードを実現してくれました。
前日のチョンボトレードを帳消しにする、安定した結果でした。
続いて、IntelligentMultiTrader。
スキャル系のロジック1と2の両方が発動し、IntelligentEdgeTrader同様に収益に結びつきました。
スイング系のロジック3は、あえなく撃沈です。。。
結果、トントンですね。
Sirius。
利益を確保できず、結局ロストレードでした。
引退を考えてしまいます。
運用以来、イマイチです。
Forex Diamond。
上記、他のどのEAよりも遅いエントリー。
市場がピークをつける直前から分散エントリーを行い、危ういトレードでしたが、利益に結びつきました。
WallstreetForexRobotも同じようなトレードでしたが、割愛。
ちょっと引き際がイマイチなトレードがありましたが、まあ目を瞑りましょう。
物議を醸しそうな、WhiteBearV3。
私のPepperstoneRazor口座では、4回エントリーが発生し、結果は全て利益にてイグジットとなりました。
WhiteBearモードが2ポジション、BrownBearモードも2ポジションのトレードでした。
fx-onさんのフォワードも、作者さんのフォワードも、その他Myfxbookのフォワードを色々見ても
損で自動撤退しているようでしたが、私の口座では運良く利益で幕引きでした。
WhiteBearV3については、実は環境設定が面倒で、金曜日にクローズが正しく働かないという事象が報告されているバージョンを
そのまま使い続けていまして、またBrownBearモードをMAX2ポジション設定にしていました。
この設定が関係するとは思えませんが、まあタイミング誤差の世界ですね。
というわけで、運用するEAが増えてくると気をもむことが多くなりますよ。
あ、こんなことを書いている横で、sPhantom Ultimateが自動撤退してしまった。。。
ついに年数回の爆損ドローダウンを喰らってしまった。Ultimateになったばかりに負けるという、最悪な結果に。。。
今月もマイナス当確だなこりゃ。。。はぁーーー。
lfxさん、ご無沙汰しております。kumanamiです。
しばらく多忙のためROM専となっておりましたが、一息ついたのでまた情報交換にやってまいりました。
私は複数種のシロクマを飼っておりますが、25日16時50分にとったポジションは全頭損切りとなりました。
そして16時55分のポジションは1頭も開いていません。(←ここが運命を分けたか?)
シロクマはMAXまでポジションを持つとTPかSLに刺さるまで何もしなくなるので、BrownBearが引っ張ったのは設計どおりの動きですね。
WhiteBearのほうはなんで損切りしなかったのかわかりませんが。
ちなみに、私もV3は金曜日クローズが働かないVer.3.17を使用中です。
たいした変更ではないので後回しにしていたら、いつの間にかダウンロード可能期間が終わってて……(笑)。
ところで、lfxさんのWhiteBearV3の収支表を見て気になったのが、本来16時50分に開くべきポジションのオープンの遅れです。
BrownBearのほうは1分以上も遅れが出ていますね。VPSの処理の問題でしょうか?
じつは私、最近になってそんなに極端にMT4やEAの数を増やしたわけでもないのににVPS(上のMT4)がえらく重くなりまして……。
メモリには余裕があるのでCPUの処理が追いついていないようです。
Build670あたりでなんか変な変更が入ったなんてことはないですかねぇ?
最後になりますがSiriusはマジでイケてないですね。すごく頭が悪そうな取引をしていてまったく勝ってくれる気がしません。
MAX1ポジということでロット数を上げていたので被害甚大となりました。
kumanamiさん、こんにちは。いつも有益な情報を頂きまして、とても有り難いです。
>> 本来16時50分に開くべきポジションのオープンの遅れです。
言われるまで気にしていませんでしたが、ちょっと取引ログを追ってみましたところ、驚愕の事実がわかりました。
私の環境では、WhiteBearV3の注文発注から、ブローカーからの約定通知までおよそ30秒近くかかっていました。ご参考画像([WhiteBearV3の発注ログ])
ブローカーでの問題なのか、私のWhiteBearV3の設定が悪いのか(countdownモードをtrueのまま放置していました)、何らかの要因があったものと思います。
“16時55分のポジション”については、原因はわかりません。
もしかしたらVPSで負荷が大きくなりすぎていて、処理遅延が起こり、結果として本来処理したいTickからずれたレートでポジショニング判定をしたのかも知れません。
WhiteBearが損切りしなかった件については、BrownBearが私の設定上のMAXに到達していた為、もしかしたらそれに引きづられてWhiteBearが損切りしなかったのかもとも思います。
WhiteBearV3は、ポジションが膨らんでいる時に、WhiteBearかBrownBearどちらかのポジションを裁量で決済すると、両方の全てのポジションが自動決済となることもありますので、上記のように思いました。
ただ、WhiteBearはポジショニング直後に激しい突き上げを喰らっていますので、損失リスクを限定する意味で、あの状況では損切りするのが妥当な判断だったのかもとも思います。
ストップロスが見えてきてくる水準まで行ってしまいましたので、ポジションを持っている方は、かなり気をもんでいましたよ。『ついにWhiteBearV3で負ける時が来たかー』って覚悟しました。
>> VPS(上のMT4)がえらく重くなりまして……
そうですね。私の環境でも重くなった気がしています。MT4は謎仕様が多いので、対処療法的にMT4で表示する通貨ペアを少なくしたり、VPSの負荷を下げる対策をしています。
>> Sirius
イケてないですよね。エントリーポイントは多くの場合、悪く無いのですが、利益を確保することがとてもヘタクソですね。
相場状況をみてイグジットというより、バックテストで最大となった基準でEAが構成されている気がして、相場環境が変わった場合に対応してきれていない感じがします。
Siriusも運用以来3ヶ月以上経ちましたが、最近の思うこととして、”これ、運用を継続する意味あるのか”、という思いが大きくなってきています。
GBP/USDのバージョンアップが遅延している件と、USD/JPYの追加がいつまでかかるのか不明な点もあり、運用停止を視野にいれています。
ちなみに、私もロット数を上げていて思いっきり喰らった口です。
あの時は連発してストップロスにかかって、痛かった。
なるほど。シロクマV3は「どちらかのモードが」ポジションMAXになったら
クローズ機能が働かなくなるのかもしれませんね。うん、そんな気がします。
VPSに関しては、私も詳しい人のブログ等を見てできるかぎりの負荷対策はやっているのですが、
それでもかなり厳しい状況です。
とくにお名前.comのVPSが厳しい。メモリ4GBなのにMT4を5つ動かすとヤバいなんて……。
入るべきTPとSLが入っていなかったり、Siriusが2つポジションを持ったりということがありまして、
調べてみるとMT4が半フリーズしていたのが原因のようでした。
仮想プロセッサというのが1つしかないのがまずいんですかね?
話は変わりますが、私も24日朝の一時的な円高にはやられまして、
クロス円の朝スキャが導入以来最大の壊滅的なドローダウンを喫しました。
あの日はクロス円の朝スキャを使っていたらドローダウンは避けられなかったと思います。
というわけで、lfxさんのRigelEXの調整の方向は間違ってはいないはず。
私もそのうちRigel職人になりたいと考えておりますので、
その際には質問とかさせていただくことがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
kumanamiさん、こんにちは。
>> とくにお名前.comのVPSが厳しい
実は私、現在運用しているVPS全てがお名前.comさんのVPSです。MT4が5つになると、余裕でCPU100%になってしまいますよね。3つでもMT4の調整なしでは厳しいかなと思いますし。
ですので、私はメモリを1GBにケチりながら、各VPSで最大4つのMT4までとして運用しています。これでも、CPU負荷が高いときがあって、先日玉砕したsPhantomのナンピンポジションが2回入ってしまったなんてことがありましたよ。あれは本当に痛かった。
ただ、お名前.comさんのVPSに関しては、途中台数の増減はありますが、不調で停止・若しくは再起動となったことが1度もなく、今のところとても信頼しています。
以前、別のVPSを利用したときがありますが、”不調なので再起動しました”ってことが、夜中に3ヶ月で2回あったので、その時にポジションがあったらと思うとゾッとします。
ですので、CPUが非力かなと思うお名前さんではありますが、まあ良しとして、VPS台数を順調に増幅させています。。。
さて、24日のクロス円の朝スキャルは、統計上ドローダウンする日だったと割り切っています。(私もとても痛い思いをしましたが)
こういう、仕掛けが入りドローダウンしてしまう日は、統計的に年に数回は必ずあると思っていますし、それが続く訳でもないので、しょうがないと思っています。
ただ悔やまれるのは、その直前にRigelEXのロット数を上げていたこと。いつも、タイミング悪いんですよね私。
ですので、今回RigelEXは悪くないと思い、クロス円のロット数を見直しはしましたが、運用を継続しています。
RigelEXに関して、お役に立てることもあるかと思いますので、何なりとお話頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
こんばんは
楽しく読ませていただいています。
私もRacco.V2に興味を持っています。とくに昨年12月のWhitebearシリーズのドローダウンのときにもドローせずにいること、そのたのドローもWhitebearとかぶっていないことなどから、
この2種類のEAを一緒に使う価値はあるかな、と思っているのですが、Raccoを使ってみてどんな感想を持っていますか?
運用成績を見るとマイナスになっているようですが…
今でも実際に使っているユーザーが少ないので、Ifxさんのブログはとても貴重です、よろしくお願いします。
まささん、こんにちは。
RaccoV2の感想ですね。多分に主観が入りますが、お話し致します。
まず、パフォーマンスに関しては、fx-onさんのフォワード成績で確認出来るように、実運用で長期に渡り破綻しない、稀有なEAですね。
私の運用成績がマイナスに転じた要因は、Maxポジションを標準値より小さく設定し、エントリーの時間分散効果を十分に享受できず、まあ、統計的にも負けるべくして負けたのだと思います。
どうしてもWhiteBearシリーズとの比較をしてしまいますが、WhiteBearV3と比較して
・とにかく負けないことに徹している(WhiteBearは収益性)
・慎重なポイントでのエントリーが多い
・自動損切り性能は期待薄
・今後大きな無償改良は期待薄(かな。現状でも十分ですが)
・良い意味で泥臭い(のが好き)
という感じで、総じて完成されたEAであると思います。Raccoさんの名が冠されたEAですし。
WhiteBearとの併用となりますと、両EAのエントリーが発生し、一時的にリスクが増大することに気をつける必要があると思います。
トレード思想は同じですし、エントリータイミングは相違しても、日ベースではポジション保有期間がかぶる場合も、結構見られます。
今、fx-onさんでRaccoさんが出品しているEAのなかで、RaccoV2の収益が一番なので、目立つんですよね。
RaccoV2は、勝つか、イーブンか、全滅かのどれかとなるEAで、収益計画(心の準備)も立て易いです。
メインとしても、良い選択なEAの一つと思いますよ。
月並みではありますが、将来の成績は神のみぞ知る、ですけどね。
lfxさん、さっそくの丁寧なお返事ありがとうございます。
やはりフォワード成績の優秀さにひかれますよね。
lfxさんがあげていただいた特徴の中で「自動損切性能は期待薄」というのがありますが、これは含み損が出た場合の逃げ方が下手で、そのままストップにかかるケースが多いということでしょうか。
>RaccoV2は、勝つか、イーブンか、全滅かのどれかとなるEAで、収益計画(心の準備)も立て易いです。
また、泥臭い、という指摘など。
これも先ほどの自動損切性能は期待薄、ということと関係してくるのでしょうか。イメージとしてはAshikaと似ているのかなと?
FX-onさんのフォワードの画像はスクロールして期間を調整できるようになってますので、RaccoとWhitebear.V1,V3をそれぞれ同じ期間にして資産曲線を比較してみました。
すると結構興味深いことがわかってきました。
Raccoは12年の1月からと13年の10月中旬からかなり大きいドローダウンが発生しています。
その中で12年の3月にWhitebear.V1がリリースされていて、Raccoの不調期をしり目に見ながら見事に収益を伸ばしていますね。
これは僕の想像ですが、たぶん製作者はRaccoの12年からのドローダウンの原因を分析して、それを改良してリリースしたのがV1だったのではないかと。
ここからが興味深いのですが、たしかにV1はリリース直後からすばらしい成績を残しています。ところが14年の1月ぐらいからむしろRaccoのパフォーマンスのほうがV1を上回っています。
それと同様のことがRaccoとV3との比較にも言えて、やはり14年の1月ぐらいからRaccoのパフォーマンスはV3を上回っています。
実際、Raccoは同期間のV1,V3と比較してこの両者を上回る収益を残しています。
つまり、最初Raccoの「欠点」と思えていたものが実は長期的な目線で見れば欠点ではなくて、たまたまその時点の相場の動きにあっていなかっただけだったのではないか…
いいかえれば、V1はRaccoの「欠点」を修正したことによって、結果としてある一定期の相場にカーブフィットさせてしまったのではないか、と感じるのです。
もちろん、Raccoもなんどもバージョンアップされているようなので、原因はそれだけではないかもしれません。ただ、おおざっぱに言ってそういう仮説も成り立つような気がします。
ただ、これからまたRaccoの不得意とする相場がやってきて、その期間V1やV3が逆に成績を伸ばすかもしれません。「現時点では」単純に優劣を断じることはできませんが、お互いに
補完関係にあるということは言えるような気はします。
ここに画像を添付できないのが残念ですが、この比較は結構興味深いです。
すみません長文になってしまって(^^;
では、これからもブログを楽しみにしています。
まささん、こんにちは。
思慮深いお返事、大変参考になります。
また、率直なご意見、視点をコメントで頂けて、とても有難く思います。感謝感謝でございます。
やはりRaccoV2のフォワードパフォーマンスには、魅力を感じますよね。
自動損切りは、WhiteBearシリーズと比較すると弱いと思います。といいますか、見たことが無いです。そういった意味では、イグジット性能はAshikaに近いのかも知れないです。
RaccoV2は、深みにはまると、ストップロスまで行くか、建て値逃げをします。
泥臭いというのは良い意味でです。主観が入りますが、作者さんの情熱が伝わってくるEAだと思います。資金管理機能は、逆マーチンなどがあり、戦略も含め相当試行錯誤されて出来たEAと思います。
まささんのコメントのなかで、”お互いに、補完関係にある”、この視点が全てだと私も思います。
昨年はRaccoV2に有利でしたが、今年、来年はわからないですよね。
ただ、WhiteBearは多少負けてでも収益を上げることを目的にリリースされたものであるという点は忘れられないですね。
RaccoV2は、ゆっくり期間をかけて稼ぐのに対し、WhiteBearは多段ポジション、多数回エントリーで一気に稼いでくれます。その分、WhiteBearの負けは、痛々しいですが。
どうしても、新旧の視点が入ってしまいがちですが、良いものは良いものと信じて、うまく付き合って行くのが良いものと思います。
とりとめのない話となり、申し訳ないです。
P.S まさに本日RaccoV2のバージョンアップがありました。内容は、Diffフィルターの改良などでした。