概要
OrionFXさん作成の、スキャルピング用EAです。5通貨ペアに対応し、高い勝率と回転率が特徴です。
EAは買い切り(400$)、若しくは月払い(80$)で使用できます。ちょっとお高いシステムですね。
購入にあたっては、OrionFXさんのWebページからの購入となります。
パフォーマンス
5通貨対応のシステムで、同時運用の場合、毎日およそ2通貨の取引が発生し、回転率が高いのが特徴です。さらに、1取引目でうまく相場を捉えた場合、逆方向へのドテントレードも行う場合があり、市場から差益をむさぼりとります。
過去の成績では、1ポジションあたり約2.6pipsの利益が期待できるようです。(期待値)
実際に運用した限りでは、取引時間は限定されているようで、ニューヨーク時間帯の途中から日本の早朝時間帯にかけてトレードします。
:::気持ちいいトレード例(売り ➡ 買い:売り利確 ➡ 買い利確)
後述するとおり、ナンピン数が多いEAですが、リアルトレーディング成績として1.3程度のプロフィットファクターを誇ります。私の感想として、この回転率でこの成績はあり得ない程、ずば抜けて素晴らしいものと思います。
リスク情報
最大9回ものナンピンを行います。これが一番の注意ポイントとなります。
メインポジションとの合計で最大10ポジションとなります。ナンピン時のポジションロット数は、メインポジションと同じですので、損失想定と証拠金使用状況に注意する必要があります。
Rigelは、トレードの敗戦が濃厚で、なおかつ長期戦になっている場合、チャラ逃げにこだわらず、戻しの途中にて全ポジションを手仕舞います。市場に戻しのチャンスが無い場合、その負けトレードは大ダメージのドローダウンとなります。
Rigelは、通常1ポジションあたりのSL値は50pips程度となりますので、最悪のドローダウン時は、およそ500pipsの負けを覚悟する必要があります。
:::負けトレード例。ナンピンしきって、長期戦後にやれやれロスカット。10ポジションもありますので、痛いダメージとなります。お気をつけ下さい。
リスク戦略
資産曲線が奇麗に右肩あがりとなるポテンシャルを秘めていますが、一方で10ポジション分のドローダウンを食らう覚悟・用意が必要です。
5通貨も対応していますので、各通貨での成績を考慮し、運用ロットを決定するのが良いかと思います。