ORION FXさんのMT4 EA、RigelExtremeを、いろいろな通貨ペアに最適化して実運用する試み、その29。
今週週初から、コンピュータにひたすら最適化処理をさせている、GBPUSDでRigelEXを稼働させられないかについて、ある程度形になりそうです。
やはり”買い”は統計的に不利の結果でしたので、”売り”に絞ってRigelEXを運用しようと思います。
<< 本記事中の RigelEX GBPUSDのスペック >>
- 現時点で調整済みのもの
- エントリ・イグジットタイミングの調整
- 調整未済で、現在最適化作業中のもの
- S/L値の設定
- エントリ時間の微調整
まずは、2010/1〜2015/9までのバックテスト結果です。かなり良好です。
RigelEXで運用する、他の通貨ペアの戦略に対して、トレード機会が控えめになっています。
これは、ナンピン回数を抑えたり、売りトレードのみの制限がある為です。
この状態では、ナンピン回数2回の、計3ポジトレード設定です。
RigelEXを運用している他の通貨ペアとの複利パフォーマンス比較
GBPUSDの戦略は、トレード回数(日数)が少なく、TWR:最終資産倍率が他の戦略ほど伸びていません。
複利運用する際に重点的に見ている、GeometricMean:幾何平均(1トレードあたりの平均複利成長率)は、どちらかというと、、、うーん、平均的ですね。
続いて、現時点で私が運用している他のEAとの複利パフォーマンス比較。
このピクチャでは、各戦略のトレード頻度の情報がない為、収益力の比較まではできませんが、RigelEXの幾何平均は相対的にかなり良いですね。
EA列、BeとEWは、BestScalperとEasyWalkerFXのことです。私のポートフォリオの2大巨頭と実運用でも肩を並べて欲しいものです。
というわけで、本丸その1、GBPUSDは結構イケそうです。
残すは、曲者EURUSDか、、、