IMTのロジック3について

Intelligent Multi Trader (以下、IMT)のLogic3について、ちょっとお付き合いも深まってきましたので、まとめてみます。

 

まず最初にIMTは3つのロジックから構成されます。

  1. スキャルピング (長期順張り、短期逆張り、つまり大きくブレイクした後の、第2波以降を捉えるロジック)
  2. 中期スイング?  (2ヶ月運用して、まだ1回しか実績無い為、詳細不明)
  3. 長期スイング (今回の話題。恐らく1〜3日程度のスイングロジック)

 

で今回は、ロジック3の長期スイングトレードロジックについてのまとめです。

 

いきなり辛口なことをいうと、最近の設定では、当方はLogic3を稼働停止としています。理由は単純で、成績が芳しくないためです。

 

ここからは推測ですが、ロジック3の動きは、個人的にこう思います。

このロジック3は、欧州時間開始前後に稼働し、その時間帯短期でのトレンドをチェックし、順方向にてポジショニングするようです。欧州→ニューヨークの、ボラティリティが大きい時間帯の値動きをガッツリとってしまおうというもののようです。

 

つまり、今まで長期的にどうであれ、直近の15分足レベルのトレンドで買いか売りかを判断し、順方向にポジショニングしてしまいます。時々、”そりゃないっしょ”って手動決済をすると30分前は買いだったポジションが、すぐさま売りでエントリされるといった事象が発生しています。

 

さて、このロジック3がすんなり相場の反転を検知し、スマートにドテンしてくれればいいのですが、そのような機能は無いようです。ですので、騙しにあうとずるずるどかんと負けます。特に魔物が棲む、EUR/USDは騙しが多く(と思っています)、機敏な動きをしないとなかなか辛いものが。スイング系のEAでEUR/USDを対象としたものに、良い成績を納めるものはなかなか見つからないですよね。

 

最近読んだ本を真に受けると、”相場は上げる為に一旦下げ、下げる為に一旦上げる”ものだとも思います。ですので、欧州時間開始でボラティリティが上昇していくところで、一旦騙しで動いて、そのあと反転するなんてことが頻発します。

 

下記は、そのいい例です

0320-IMT3

上げるかと思いきやどかっと下げています。騙し、3回ぐらいの勢いですね。

ただ短期的には上げ傾向ですので、IMTロジック3は買いではいります。

ところが、長期的には大きく下げた後の調整の動きであった為、その後順方向(売り)へ変化します。

IMTのロジック3はあえなく敗退となります。

図にちょこちょこ出ている線や△は裁量取引です。2回騙しで小さく損切りしていますが、最終的に方向性が固まりブレイクした際に、多段でポジショニングしごちそうさんしてました。。。

 

 

そして、これがまたたちの悪いことに、手動決済してもエントリ対象の時間帯では即次のポジションを生成してしまい、EAの稼働を直接止めない限り、永遠にポジションをキープしてしまいます。

 

そんなこんなで、イマイチ恩恵が感じられないロジック3は稼働停止しています。

 

ちなみに、ロジック1は優秀です。Forex WhiteBearと同様な動きとなりますが、時としてIMTの方が好成績をおさめています。

ロジック2は謎だ。。。

 
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