裁量取引で専ら使用しているJForexの裏技ネタです。
といいますか、一度は聞いたことがあるかと思われるネタです。JForex Client’s Bridge(以下、JFCB)という、MT4の取引をJForexへコピーするツールを使ってみました。
JFCBは、JForexのストラテジプログラムで、ソースコードも公開されています。(凄いですね)
JFCBの操作は、JForexの提供元である、Dukascopyという超有名どころの銀行のページに日本語で解説があります。
導入はいたって簡単で、ほぼ3ステップという超容易な裏技です。
- ソースの入手(SourceForgeから入手)
- JForexでソースコードをコンパイル(簡単:クリック数回のみ)
- コピーするMT4ログを指定
ただし、裏技というぐらいですので、いろいろ問題がありますが、やはり一番大きいのはMT4:EAのライセンス問題です。
通常リアル1口座と指定されているEAが殆どかと思います。よって、JForexへのEA取引コピーは、この制約に反する可能性が多分にある為、安易にコピーができません。
が、なかにはもとから複数口座での稼働を許可しているEAがありますので、そこのところをうまく利用させて頂きまして、資産回転率を上げていい夢を見ることも可能かと思います。
JForexの極小スプレッドの恩恵を受けることができるのが素晴らしいですね。
稼働の様子は、こんなふうになります。
1.MT4でEAの取引(EAに限らず、裁量でも、とにかく取引が発生する)
2.監視対象のMT4で取引が発生したことを、JFCBが検知して、JForexで注文を発注する。(T/PやS/Lもコピーされます。ちなみにロット数もコピーされますが、係数により制御可能です)
3.チャートの青丸枠がコピーされたBUY取引。(BUYならオープン地点で青矢印がつきます)
このJFCBは、特にどこかの団体がサポートしているというものではありませんので、当然このツールにより生じた損失は全く保証されず、自己責任の世界となります。
また、くれぐれも有償EAなどのライセンス条項に違反しないよう十分に注意しましょう。