BestScalperの稼働までの手順・設定について、まとめて見ました。説明に用いた、EAバージョンは、1.28です。
やっぱり、MT4のBuildが600番台になって、データフォルダという概念が出てきてしまったので、ちょっと混乱を招いてしまいますね。
EA稼働までの手順としては:
- EAの購入
- メンバー情報の登録(EAの稼働口座情報等)
- EAをMT4へ設定する
- 実トレード
1. EAの購入
2.メンバー情報の登録
EAを購入すると、下記のメールが届くと思います。メール下部に、こまごまと事前準備が記載されていますので、対処しておきましょう。
メール中に、EAメンバーエリアのユーザ名とパスワードの記載がありますので、
この情報を用いて、メンバーエリアでEA稼働口座情報の登録を行います。また、最新バージョンのEAもダウンロードしましょう。
MT4口座番号を入力して、”submit”です。
※WindowsUACについて:
EAのインストール時のメッセージでは、有効化せよとありますが、無効状態でも稼働します。(当方は、無効化状態で動かしています)
UACって、これですよね?
3.EAをMT4へ設定する
追記: 2014年中頃にバージョンアップが行われ、パッケージ構成が完結になりました。このセクションで書かれている面倒な手順を踏まなくても、簡単にインストールできるようになっています。
まず、メンバーエリアでダウンロードした、最新のEAのインストールプログラムを使用し、 MT4フォルダへBestScalperの稼働ファイルをインストールします。
なお、インストール中に求められるキー情報は、BestScalperメンバーエリアのダウンロードページに記載があります。
※MT4フォルダ:terminal.exeがインストールされるフォルダです
※MT4データフォルダ:MT4が実際にデータ参照や更新を行うフォルダ。インストールフォルダとは別に、MT4毎に固有にあります
EA稼働に必要なファイルが、MT4のターミナルがあるフォルダにコピーされます。
EA稼働に直接的に必要なファイルは、全部で11ファイルありますが、”MQL4″フォルダにコピーされた8ファイルは、手動で別途稼働するMT4の”データフォルダ”にコピーしてあげる必要があります。
基本的に、このインストールプログラムのフォルダ階層をキープしつつ、MT4フォルダからMT4データフォルダへコピーすれば、セットアップ完了となります。
手動コピーまで実施完了すると、各フォルダは以下のようになると思います。
□MT4インストールフォルダ
赤枠の3ファイルがありますか?
この階層のMQL4フォルダは、MT4稼働に際し参照されません(きっと)
□MT4のデータフォルダ
つづいて、MT4のデータフォルダです。MT4メニューの”データフォルダ”から、そのMT4が実際に使用するデータフォルダを開きましょう。
この下記8ファイルが手動コピーが必要なファイルとなります。
1ファイル設定が必要
Expertフォルダには、3ファイルの設定が必要
Indicatorsフォルダには、FFCal.ex4をコピーします
nquotesフォルダを、そのままコピーしてきます。フォルダ内には、3ファイル。
以上で、全11ファイルが設定されました。
4.実トレード
BestScalperは、自身の不正コピーを防止する為にEA稼働時に認証プロセスがあります。
認証プロセスは、EAパラメータに設定される、”email”データと、EAが稼働する口座番号情報をもとに行われます。
emailには、EA購入時に使用したemailを入力します
認証を正常にパスすると、下記のようにEA稼働となります。
ここまで設定してもEAが稼働しない場合は、上記のエキスパートタブに表示されるログから原因を究明し、対処しましょう。